メロンの収穫前の重量推定ですが、昨年研修したときは、秤を下から押し当てて、重さを推定したのですが、押しつけ加減で結構重量は変わり、結局全て重めに測ってしまい、全然当てになりませんでした。
今年、メロンの成長記録をつけるために、毎日メロンの径を測っていたのですが、「直径から球の体積わかるじゃん。ほぼ水分なので、体積＝重量じゃん！」と思いました。
そんなある日、スーパーにりっぱな赤玉メロンが売ってあり、これを題材に検証してみようと思いました。
1.検証
まず、直径を測ります。写真じゃわかりにくいですが、16.5cmです。かなり大きい。
ビニールハウスには、100円ショップのノギスを改造したのを置いていて、簡単に測れるようにしています。ラベルをボンドでくっつけています。
ネットを見ながら、球の体積を求めてみます。2350cm3≒2.4kgとの事。
実際に測って見ましょう。約２．４ｋｇ！
推定通り。この考えが使えることがわかりました。
２．応用
ここから、応用です。
天城町のメロンのサイズ表ー価格表に、直径を組み合わせてみます。
Mにならないと売り物にならないので、最低13.2cmは必要。
2Lを目指すなら、14.6cm必要なことがわかりました。
今まで、漠然と育てていたものが、明確な数値目標ができました。
【食べてみた】
先程のメロンは、2.4kgなので、4L以上となります。普通のメロン箱には入らないくらい大きいです。
ちゃんとした産地では、あまりに大きいのは売れないと言われていますが、それに当てはまったのかもしれません。あんな、立派なのにもったいない、、、
切ってみると、、お見事。きれいなオレンジ。
食べてみると、、もう少し甘くてもいいかなと思いますが、十分美味しいです。これだけ大きくてこの甘さは見事。久しぶりに、おいしいメロンを食べました。
おまけで、収穫のサイン。
左側：つるのほうですが、つるの根本にもネットみたいなのが入っています。これが収穫時期というか食べごろサイン
右：お尻の方にもひび割れが。これも収穫サインの1つです。
とはいえ、これは出たり出なかったり。収穫時期は、最後までわからないです。
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