8/23 9月、1月に植える用の「パッションフルーツ」挿し木しました。
パッションフルーツでもいろいろ試しています。
0.基本の作業
パッションフルーツの枝を取ってきます。
そこそこ太くて、実のつかなかった枝が良いようです。
根が生えるまでの2週間、この枝にある栄養だけで生き延びます。
2節分ハサミで取り、下のバケツに入れます。上下を間違えないように。
バケツには、メネデール液を入れています。本当に効くのか、どのくらい効いているのかよくわかりませんが、成功確率を上げるおまじないです。
ここから、新品のカッターで、1,2をします。3はハサミで適当に。
次に、発根剤 ルートンを、発根場所につけ、育苗資材に挿します。どの育苗資材に挿すかが次の問題です。
ルートンは2種類ありますが、下の縦長のがあれば、そちらのほうが安いのでお得です。(販売ルートの違いのようです。)
1.育苗資材OASIS使用パターン
挿し木用の資材に オアシス®発泡成形育苗資材というのがあります。
天城町では、パッションの挿し木に、これを使います。
実際、挿したものはこんな感じ。 2週間ほどで、根が出ます。
90%ほどの確率で挿し木成功しました。
昨年、研修時は50%ほどだったのですが、おそらく、新品のカッターを使い、根が出る辺りの細胞を、なるべく潰さないのがポイントです。
乾燥させず、2~3週間キープするために、以下をしています。
2週間ぐらいで、根が出始め、3週間くらいで、ポットに移植します。
・日陰に置く
・私の場合、オアシスの下、横に、育苗用の土を詰め、保水力を高める
・下にトレイを置き、トレイに少し水が貯まるよう位に毎日水をやる(できれば朝・夕)
このオアシスが、手に入れるのが、なかなか厄介。ネットでもなかなか出てきません。
例えば、以下の感じです。
1個あたりは、7円と安いのですが、2080個ロットのため、買うには、14000円必要です。なかなか勇気がいります。私の住んでいる地区のJAは、100個ずつバラ売りしてくれていますが、欲しいときに在庫がなかったり、いろいろ難しい。
根を生やすとこまでは、8割くらいうまくいきますが、その後、いい苗になるかどうかまで行くと、5割切ります。100本苗を作るには、300本位挿木をしといたほうが良さそうです。
2.はじめからポットに移植
九州地区には、MKK(南九州化学工業株式会社)という育苗培土があり、これが安く優秀なので、何でも、これで育苗します。
パッションの挿し木でも結構使えて、保水力と通気性のバランスが良いので、オアシスより、挿し木の成績が良いかもしれません。
育苗培土に挿した写真が以下。こちらは、保水力がいいので、別に日陰に置かなくても、結構発根しています。
となると、、オアシス2080個分買った立場がゆらぎます、、不良在庫にならないように、なるべくオアシスを使います。
【育苗後】
2週間位で、根が出始めますが、根がしっかり出た、3週間後ほどで、育苗培土に植え替えて、1ポットずつ育てます。
ここで、うまく発根しなかったのは、茶色に枯れるているので、すぐわかります。そのため、引き抜いたり、決してせず、黙って見守りましょう。
ポットに入れて1週間、4週間くらいで、新しい葉が出始め、苗の優劣が出てきます。
自分に必要な、100苗はほぼ確保済み。(20本/畝☓5畝=100畝本)
あとは、いい苗を選別、余ったのを販売するために、もう100ほど作るか。
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