5/30NHKスペシャルのシリーズ子どもの声なき声、今更ながら見ました。
いい番組でした。いろいろ勉強になり、共感できました。
気になった言葉にコメントしていきます。
44万人/全国中学生320万人 8人に1人が該当。
・年間30日以上欠席で不登校だが、30日未満。
・とはいえ、保健室登校、遅刻、早退、行きたくない 子供たち。
→リアルな数字だと思う。サラリーマンじゃないのに、こんなに我慢して、
学校に行かないといけないのか、本当に疑問。
サラリーマンで調べたら、半分ぐらいが隠れ不登校かな?
【今の学校の問題点】
・細かなルール
・学力至上主義
・教師の多忙化
→確かに事実と思うが、何が昔と変わってしまったのだろうか、
分からない、、何かが悪循環になっている。
【教室に戻ることがゴールではない。生きることがゴール】茂手木さん
その通り。そう言ってくれる大人が増えるのは嬉しい。
ただ、「学校に行かなくても、自分で勉強するからいい。」と言い切れるほど、強い子はそんなにいない。いくら私が、「学校に行かなくてもいい」といっても、うちの子は、やっぱり「学校に行かないといけないと」心の中で思っていて、月曜日になると起きれないし、”いけない”自分を、同級生に見られたくなく、外にも出れない。
また、私は、「学校に行かなくてもいい。その代わり、自分で、規則正しい生活、食事、運動、勉強をしないといけない」と難しい事を言っている。
正直、学校に行くと、これらのことは、意識しなくても出来てしまう。これを一人で、家族で行うのは、会社生活が難しくなるレベルの困難さ。
【集団で動くのが前提】
集団で動けない子は、斬捨てられる。1か月病気をした、体育で苦手な所があった、勉強で苦手な所があった、しょうもないウソをついた、なんて、たった1つのことで、集団で動けなる可能性が、誰にでもある。
今の学校には、その時の逃げ場がない。
これをしてほしかった。急いで広めてほしい。がんばれ教育長!
”教室に戻すことが目的でなく、自分のペースで勉強すること。”
そうそう。
発達障害がある子には、特別支援学級がある。それは素晴らしい事。
でも、学校にいけない子には、そのような場がない。
仕方なく、引きこもるか、電車で1時間以上もかけて、何十万円もかけて、フリースクールに通う。
特別支援学級と同じように、選択肢を作ってほしい。
なぜ、「学校に来れない子、集団行動ができない子が悪い」で終わるのかが、悲しい。
【教育機会確保法】
なんじゃそれ。初めて聞いたぞ。
以下NHKのホームページから抜粋
A.教育機会確保法には、2つのキーワードがあります。
「休んでもよい」ということ。「学校以外の場の重要性」を認めた。
えっ、学校は一言もそんなこと言ってなかったぞ。いつもそうだ。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/263477.html
【オランダのイエナプラン】
・自分が好きな勉強を、自分のペースで勉強する。必要な時に、必要な協力を仰ぐ。
・オランダも1970年代は、日本と同じようなクラスだった。
・子どもに必要だから学校がある。必要でなければ、いらない。
・お金がかかるよね。倍の教員が必要との事。でも倍ならやってほしいよね。
教員のためにも。
・結構、山村・離島の小学校の 少人数クラスと似てる。
・実情がわからないので、wikiでも見てみた。
全中学校が、このスタイルじゃないようだが、元祖のドイツより普及しているよう。
うらやましい。