ウリ科の花は、温度条件により、雌花が出やすい、雄花が出やすいというのがあります。
これが雄花
これが雌花
メロンの場合、通常は、脇芽の1つ目の節に雌花が咲きます。
しかし、今回、脇芽についた花が雄花というパターンが約50%起き、パニックです。
ベテランメロン農家さんに聞いても、時々あるとの事。
ネットで調べても、中々メロンの事例はなかったのですが、かぼちゃ等の事例があったので、紹介します。
かぼちゃの場合、寒いと、雄花が咲かず受粉できないということがよく起こります。
暑いと逆の事が起こるのでは、と思いましたが、以下によると、やはり、暑いと、雌花が咲かないということが起こるようです。
タキイさんの情報では、以下の通り。
(4) 夜冷育苗
カボチャの花は単性花で温度が低いと雌花が多くなります。 本葉2~2.5枚の時(播種後20~25日ごろ)収穫対象の1番果が雌花分化期に入るので、このころから夜間10~13℃に温度を下げ、雌花の分化を促します。
少し、学術的なところでは、以下
カボチャの早熟栽培における育苗、及び定植後の管理に関する試験
こちら、ズッキーニの事例ですが、P3に夜温と雌花の率があります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hrj/11/3/11_357/_pdf/-char/ja
私は、本葉1.5枚で植えているので、植え付け直後:植えて根付き本葉を出した、植え付け3日後頃のハウス温度が高かったのでは、と思います。
とはいえ、ファンがついていないハウスで、これ以上出来ることはないのですが、雄花が出る可能性も頭に入れた整枝をしていきます。
原因不明の時点では、農薬が原因?早植えが原因?とパニックになりましたが、少し安心。第2段、第3段の苗で、温度影響かを検証してみます。
南国徳之島 かえる農園~徳之島のいいものをあつめておとどけします~
南国のやさいやくだものをお届け Mサイズ(3~4人むけ)2,500円(税込)+送料 他